トマトは実は食虫植物だった

食虫植物と聞くと、虫を食べたりするのを連想しますが、ご家庭農園にあるようなトマトやジャガイモなども、虫などを意図的に殺して養分を吸い上げる能力を持っていること分かったそうです。


今回の新しい研究では、トマトなどの野菜の茎にあるネバネバした毛で小さな昆虫を捕らえて、そして昆虫が死ぬとそれが地面に落ちて、死骸が腐敗してその養分がやがて地面に入ってそれを最終的に植物が吸い上げていることがわかったそうです。
この植物の能力は、荒廃した土地でも養分を補うために植物が進化した結果だと思われているそうですが、この能力と言うのは野菜畑で育っているような植物でもちゃんと持っているそうです。

ペチュニアの種、観賞タバコの種、ポテトやトマト、キャベツと同じ系統のナズナなどが含まれるそうです。
研究を行ったRoyal BotanicalのGardens Kew氏によると、以前より知られている食虫植物よりも数百種もの種があると思われているそうです。


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