仙台八◯山橋

仙台では有名な八◯山橋。

自殺の名所として有名な橋です。



あれは今から6年前の話です。


夏には定番の肝試しと言う事で俺たちは先輩四人と自分、計5人で夜中に八木山橋に向かった。


自分たちは八◯山橋の真下の沢?川?まで行こうと考えていました。


沢?川?の様な場所には二つに割れた携帯電話や靴などが落ちてると聞いていたからです。


多分それは橋から落ちた方の物?かと。。。


橋の下に行く為には橋下にあるテニスコートがある通りから行けると聞いていたので早速向かいました。




橋下までは簡単には行けず途中には大きいフェンスが立ってました。


フェンスを越えてみたんですが手前は小さな小川でサンダルと言う事もあり奥まで行くのは断念したした。


少し上を見上げれば橋が見えます。


俺たちはなにを思ったか車に積んであったロケット花火や煙玉をフェンスの奥へと投げまくり携帯で写メを撮りまくりました。


フェンスを自分たちの目の前にして煙玉を投げてました。


煙玉はフェンス越しから左側に煙が流れてました。




が・・最後の煙玉だけ風の流れが変わったのか自分たちが立ってる側に煙が来ます。


その間も先輩は携帯で写メを撮りまくってました。





煙が無くなったと同時に視界も良くなりみんな集まって携帯電話を見ました。


はい。




写ってました。



フェンスのまわりに集まる20体くらいの顔。



髪の毛はただれ?てるみたいな感じで眼球はくり貫かれてるみたいな感じの顔がずっしり。


俺たちは怖くなり車に乗り込み八◯山橋から少し上に行ったセブンに車を停めて一服しました。



これはやばいやばいと叫んでましたね


俺は半泣きです


早く帰りたい



帰ったら部屋の電気全部つけて寝よう


などと帰りながら地元◯賀城のセブンに停めてある自分の車まで先輩に送ってもらいました


自分の車はセブンのオレンジ色の街灯の真下に停めてました


やっと着いた



運転席に座りました



ん?





なんだ?





運転席に座ってた自分が気ずいたのは助手席側の内窓です


運転席側から見て助手席側の内窓に指紋?みたいなのがベタベタついてました


当時で言ったらVIPcarとでも言うのでしょうか?



VIP乗りの自分には内窓に指紋などご法度とばかり車内は綺麗にしてました(笑)



なんだ?と思いながら運転席から助手席側の内窓をティッシュで拭いたんですけどなかなか取れないんですよね


頭に来て運転席から下りて助手席に座り窓を見ました


ついてたのは明らかに子供の小さい手形



自分の手を合わせてもサイズが全く合わないしもしかして外側から誰かがイタズラでつけたのかな?と思いながら外側の窓を拭いたんだけど手形は落ちない




手形は内側からでした



子供もいない



彼女も居なかった自分には助手席に乗せる人はおろか子供すら車に乗せてません




それ以来心霊スポは行かなくなりました


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